1年間の現地撮影を経て映画第2作目が完成しようとしています。
『津波のあとの時間割~石巻・門脇小・1年の記録~』 125分
【解説】
あの日、東日本太平洋沿岸の多くの学校が津波に襲われ、石巻市立門脇小学校も壊滅的な打撃を受けた。児童300名のうち7名が犠牲になり、校舎は津波と火災で使用不能、地域(校区)もそのほとんどが荒地と化した。
4月、門脇小学校は、高台にある門脇中学校の一画に間借りして新学期を迎えた。そこには、震災と向き合うこどもたちの姿があった。
3年生の授業「よみがえれ石巻」では、自分たちが住んでいた町をどんなふうに創りかえるか? 新たな災害に備えるにはどうすればいいか? こどもたちの奔放なアイディアあふれる授業は3学期まで続いた。
地域では、生活とコミュニティの復興をめざして、住民と行政の意見交換会が始まり、いまも続いている。
そして、・・・震災後の6月から門脇小学校にキャメラを据えて1年、この映画は、教室と地域、こどもとおとなの再生の日々を、石巻の四季とともに織り上げた作品である。
【スタッフ】
編集:村本勝 撮影:一之瀬正史 整音:滝澤修 音楽:森拓治 語り:三國裕子
監督助手:尾崎日出夫 監督:青池憲司
今日、ふと、映画上映会のチラシを見ました。写真を見てすぐわかりました。
門脇小学校!
2011年の夏に私たち教職員組合の仲間が全国から門脇小学校の校庭に集まり、隣のお墓の瓦礫除去作業などやらせていただきました。
真っ黒焦げの校舎には子どもたちの姿はありませんでした。校舎の屋上にかかげられた「すこやかに 育て心と体」だけが私の目にまぶしく輝いていました。
この校舎にいるはずの子どもたちはいまどこでどうしているのだろう、、、。そうした思いでいっぱいでした。3月2日、町田市民ホールの上映会、楽しみにしています。
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